プロ野球のFA移籍とドラフト会議

野球

プロ野球でのFA移籍と人的補償について

東京ドーム

日本のプロ野球にはさまざまな制度がありますが、その中でもオフシーズンの度に話題になるのが、FA移籍です。このFAは、フリーエージェントの略で、現在所属している球団とは関係なく、どの球団とも選手契約を締結できる権利を持った選手のことです。この権利をFA権、さらにこの権利を使って実際に移籍することをFA移籍といいます。 このFA権は日本のプロ野球では国内球団に移籍できる国内FAと、海外も含めて移籍ができる海外FAとに分かれており、前者は8シーズン、後者は9シーズン分の出場選手登録日数が必要となります。また、一度行使したのちは、そこから4シーズンで海外FAの権利を得ることができます。 ただ、この権利を使って無条件に移籍が行われると移籍元の球団ばかりが損をするため、移籍先球団は移籍元球団に対して補償を行わなければならないことがあります。現行制度では、外国人を除く年俸上位11位以下の選手には補償は発生しませんが、逆に言えばそれ以外の場合は補償の必要があります。補償には、移籍先球団がプロテクトした28名の選手を除いた中から選手を取得する人的補償と、移籍選手の年棒に合わせた金銭補償とがあります。