プロ野球のFA移籍とドラフト会議

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プロ野球のドラフト会議で起こった出来事

甲子園

2015年のプロ野球ドラフト会議で起こった最大の出来事、というより珍事は、ヤクルト・真中監督による、明治大学・高山俊選手の当たりくじの勘違いでしょう。 当時、新監督に就任したての阪神・金本監督は「ビデオ判定でホームランになった心境」と笑いながら語っていましたが、かなり印象的な出来事であることは間違いありません。

この勘違いは真中監督が、全てのくじに記載されているNPBのマークを当たりくじと勘違いしたことにより発生したといわれています。 当たりくじには「交渉権確定」の文字がはっきり書かれている、という点の周知徹底が不足していたのかもしれません。

以前にも似たようなトラブルがありました。 2005年の高校生ドラフトで福岡第一高校の陽仲壽選手(現・登録名は陽岱鋼)のくじにおいて、ソフトバンク・日本ハムが重複指名し、ソフトバンクの交渉権獲得が発表されたものの、これがミスだったというハプニングでした。

当時ソフトバンク入りを熱望していた陽選手は涙しましたが、今ではプロ野球界を代表する選手に育っています。